予告編でお伝えした通り、「あの海へ帰りたい」のビデオクリップを宮沢和史が自ら監督することになりました。東京と沖縄の二ヶ所でロケを行ない、1月中旬に完成の予定です。その制作過程をレポートしていきます。

　東京でのロケ地になったのはクリスマスを間近に控えた丸の内。このロケでは宮沢が自ら出演し、出勤途中の人々でごった返す街角で撮影が行なわれました。ロケ初日は天気が思わしくなく、撮影も思うように進まなかったのですが、仕切り直しとなった二日目は雲一つ無い絶好のコンディション。宮沢がビデオクリップを監督するのは「Seven Days, Seven Nights」以来、約5年半ぶりなのですが、そんなブランクを全く感じさせない、堂々たるディレクションで撮影が進み、朝10時にはロケが無事終了しました。この日撮影された映像はビデオクリップの完成まで見せられないのですが、青空と冬の澄んだ空気も相まって、「あの海へ帰りたい」という曲が持つ美しさと力強さに負けない、素晴らしい映像がフィルムに収められました。この映像に1月に行なわれる沖縄ロケでの映像がミックスされるのですが、果たしてどんなクリップになるのか、是非期待して下さい。

　第二回となる沖縄ロケのレポートは1月上旬にお届けする予定です。お楽しみに。