03. SPIRITEK with bird
作詞:高橋佐代子・Danny Browne 作曲:宮沢和史
Produced and Arranged by 西脇辰弥
宮沢和史
―― デュエットするなら彼女しかいないと思っていました
 ジャマイカにひとりで行って、ミュージシャンを集めてアルバムをレコーディングする。その話をSAYOKOさんから聞いたとき、なんて強い女性なんだろうって思った。いたく感動して、いい歌を書かなきゃって強く誓ったのを覚えてます。SAYOKOさんがたくましく、輝いて見えました。それが音にも表れていた。あのアルバム『MI・LUV・YU』は傑作だと思います。
 今回のbirdとのデュエットは僕のリクエストです。実力があって、媚びずに自分の音楽を追究しているところがかっこいいなと常々思ってたし、デュエットするなら彼女しかいないと思っていました。とてもSWEETな曲になりました。
FROM DUET SINGER bird
―― はじめてのデュエット
 今回「SPIRITEK」という曲で参加させていただきました。スタジオに入ると宮沢さんが、「この歌はとてもsweetに歌ってほしい」と話してくれたのが印象的でした。個人的にデュエットというものを今までしたことがなかったのですが、宮沢さんと一緒に歌えたことはとても新鮮で、楽しいひとときでした。やっぱりLove songはいいですね!
FROM ORIGINAL SINGER SAYOKO
―― ラブ・ソングのデュエットは二人だけの秘密をみんなに教えるようなもの
 SPIRITEKとはジャマイカの言葉(パトワ)で、ダニー・ブラウニーが名づけてくれた。SPIRITとTAKEをMIXした感覚のものだという。私のアルバムでは、(当時)初々しくセクシーなシンガー、スパナ・バナとデュエット。せまく、むぅっと暑いスタジオのブースに二人で入り、かわるがわる歌う、スパナと私。なんだか、胸がときめいて、恥ずかしくて、恋をした気持ちになった。ラブ・ソングのデュエットって、二人だけの秘密をみんなに教えちゃうみたいで、チョット恥ずかしい。
 今回のVERSIONの、二人のムードはクールでさわやか。お互いをリスペクトするほどよい距離感と友愛が伝わってくる。宮沢君とbirdの歌入れはどんなふうだったのかな?
MUSICIANS
bird Vocal
西脇辰弥 Acoustic Piano, Electric Bass, Synthesizers, Chromatic Harmonica
河合マイケル Drums, Percussion
長田 進(Dr.StrangeLove) Electric Guitar
エリック宮城 Trumpet, Flugel Horn
佐々木史郎 Trumpet, Flugel Horn
中川英二郎 Trombone
渕野繁雄 Tenor Sax
『MI・LUV・YU』
楽曲紹介 - SPIRITEK
1995年にリリースされたSAYOKOのファースト・ソロ・アルバム『MI・LUV・YU』への提供曲。ジャマイカでレコーディングされている。オリジナルはSPANNER BANNERとSAYOKOによるデュエット。同アルバムにはもう一曲、宮沢作曲の「夢の旅人」が収録されている。
[試聴する]
「SPIRITEK」の試聴ができます。再生にはWindows Media Player、またはRealPlayerが必要です。
[再生] - Windows Media
[再生] - Real Audio

・関連リンク